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ボランティア|2019.04.09

MC東日本復興支援ボランティア (第128回)

はじめまして、MCボランディアスタッフ 赤土です

震災直後からはじまり、被災地のみなさんに「暖かい食べ物を」でスタートした支援も今回で128回目となりました。思い返してみれば、震災直後にわたくし個人は被災地に直接支援する事はなにもできませんでした。しかし、今回わたくしは初めて東日本復興支援ボランティアに参加させていただく機会をいただきました。片道約800kmの道のりも今回は片道9時間程で行くことができましたが、震災直後は高速道路が不通となりあちらこちらで通行止めになりながらも女川・石巻に行くことができるルートを探し、ほぼ毎週末支援に行っていたと聞ききました。度々ある通行止めでも、一度も無理だとは思わなかったそうです。それはひとえに東北のみなさんに暖かいうどんを食べていただき喜んでいただきたい、笑顔になっていただきたいという代表はじめMCボランティアメンバー全員の思いだからでしょう。当初は女川町の避難所、その後仮設住宅そして近年では仮設庁舎に於いて町民、区長さん、町議会議員の方々も年に一度皆さんにうどんを食べていただいていると聞きました。

昼食の時間に間に合うように前日の夜 10:00に出発し、明け方 7:00には石巻市役所に到着。

今回もまずは石巻市役所へ

まずは、防災センターの方々たちにご挨拶をしミカンなどの差し入れの品を届けさせていただき応接室へ。早朝にもかかわらず、佐藤、菅原両副市長さんとも我々ボランティアの代表 石川と意見交換を行いました。

余談ですが、MCボランティアではコーヒーを差し入れさせていただいてますが、フタにはスマイルマークを1つ1つ手で書かせていただいております。休憩の時などに飲むコーヒーのフタを開ける度に職員の方々に応援してるというメッセージを届けるためと教えていただきました。

 

石巻をあとにし、今回の目的地である女川町へ。

30分ほどの道のりですが、震災から7年目を迎え徐々に道路や橋などのインフラが整備されたのがわかります。前回との違いはやはり、10月にオープンした女川新庁舎です。今回はその真新しい庁舎の保健センター1階調理実習室をお借りしうどんの準備です。

 

震災当初は水道・ガス・電気がなかったのでまさに炊出しでしたが、今はとてもきれいで使いやすい設備になっていました。当時から通うボランティアスタッフの横山さんは便利さを実感し、逆に当時の大変だった事をしみじみと感じるそうです。

当日は郵便局員の方や町民の方々の協力もいただき11時半には準備を完了し徐々に皆さんが集まりはじめました。当初は各避難所その後は各仮設住宅、そして今は町役場をお借りして当時からの関係者の方々にも声を掛けお手伝いもお願いしてみなさんに提供させていただいています。もはや女川町ではおなじみとなったうどんの味に心も体もあたたまった町民の皆さんの沢山の笑顔をみせていただきました。

あっという間の2時間でしたが、女川町の方たちの「ありがとう」「美味しかったよ」をたくさんいただきました。(約200食 完食されました)

 

翌日。

今回のもう一つの目的であった第15回女川町社会福祉推進大会に参加させていただきました。

まことに光栄なことにMC東日本復興支援ボランティアの活動が女川町社会福祉協議会から地域福祉の推進に尽力したということで表彰されることとなりました。わたくしも幸運なことに初めてのボランティアではありましたが、表彰式に参加させていただきました。そして、受賞者代表としてMC東日本復興支援ボランティア代表 石川 博が受賞者代表で謝辞を述べさせていただきました。

「今回で128回目を迎えました・・」というところで会場から歓声が上がりました。

毎回メンバーは違いますが、みんなが同じ思いをもち支援させていただいた事が今回の受賞に繋がったのだと思います。

授賞式のあとの懇親会にも参加させていただきました。女川町で捕れたお刺身などをいただき女川町のみなさんとお話しすることができました。

隣の席の方に復興の状況をお聞きしたところ、住宅と学校の土地の造成をあと少し残すだけで完了するそうですが復興は道半ばでありまだまだ頑張りたいと教えて下さいました。MC東日本復興支援ボランティアはこれからも継続して縁の下の力持ちとして支援させていただきたいと思います。

石巻線と万石浦の夕焼け

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